「ジェンダー平等社会にふさわしい男性を増やすために、反面教師にすべき男性たちの見本集を作ろう!」という新しいソーシャルアクションを発足することになりました。
このプロジェクトは、以下のように、ネットとリアルを融合させた新しいタイプのソーシャルアクションです。
(1)インターネット上に散らばっている「反面教師にすべき男性著名人たちの発言・行動」を一か所に情報集約する
(2)そのデータベースを活用し、ジェンダー平等社会にふさわしい男性になれる余地のある男性に対する教育・企業向け研修を行う
このプロジェクトの必要性を感じたのは、ネットとリアルの断絶でした。たとえば、とある男性著名人が女性差別や女性蔑視的な発言・行動をして批判が起こったときに、Twitter等のSNSでは的確な批判を展開している人が多数います。
その一方で、SNSの情報はフローです。それゆえ、その発言や行動の何が問題かという知見が社会に「ストック」されません。
ジェンダーに対して関心の高い人の間では、「〇〇氏の発言ヤバいよね!」という情報を共有している人も少なくありませんが、人によって知っている情報がバラバラだと感じたことはないでしょうか。
また、まだ関心を持っていない人のもとへはなかなか届きません。とりわけ、男性へのリーチは弱く、リアルな人間関係における「波及力」に欠けると感じていました。
そこで、考えたのが、今回のスキームというわけです(クリックで拡大)。

ネットの情報をまとめた「見本集」を作り、リアルな場での啓発に役立てるという、ネットとリアルを融合させる新しい試みです。
加えて、十分な量の情報が集まるようになったら、データベースをダイレクトに閲覧できる有料会員制度を設けたいと考えています。
これにより、「○○さんはジェンダー平等社会に相応しくない発言をしていないかな?」と調べたい人が事前に調査できるようになります。
このようなプロジェクトを立ち上げる上で、私たち #MenWithWomen のメンバーだけではマンパワー的に限界があることから、「リサーチャー・レポーター」の有志を募集することにしました。
「反面教師にすべき男性著名人たちの発言や行動」についてリサーチとレポートを行い、壮大な見本集を完成させるのがチームのミッションです。
と言っても、チーム自体は「ミッションを達成する!」という志ギラギラというよりも、「ちょっとこの人のこの発言、ヤバくないですか!?通報しておました!」という感じで、共感し合う緩い感じで運用しています。
チーム運営にはLINEのオープンチャットを使っていて、全員コードネームで登録しているので、お互いプラバシーを守りながら参加することができます。
もしこのアクションのビジョンに共感していただけましたら、是非以下のフォームに記入し、ご参加いただければと思います。仮に事前にご質問等があれば、お問い合わせフォームより何なりとご連絡ください。