現在、#MenWithWomenでは有志・ボランティアを募集しています。「男性が変える、男性を変える」という観点から女性差別と家父長制を解消するために、一緒に活動してくださる仲間を探しています。
#MenWithWomenの事業・活動のうち、現在有志・ボランティアが行っている主な活動は以下の通りです。もしビジョンへの共感や活動内容に興味を持っていただけましたら、ページ下部にあります応募フォームより是非ご参加いただければと思います。
有志・ボランティアの活動内容
有志・ボランティアの具体的な活動内容を紹介します。
①「#GenderEqualityGoalsForMen」の普及推進(賛同集めやグッズ作り等)
「ジェンダー平等社会にふさわしい男性の行動基準 #GenderEqualityGoalsForMen 」をSDGsのように社会に広める活動です。詳しくはこちらを参照ください。
②ネット上での情報の収集および「ミソジニー図鑑」への登録・作成
ジェンダー平等社会にふさわしくないと感じた男性著名人や政治家等の言動を発見したら、メンバー内で情報共有し、事例集(通称:ミソジニー図鑑)にストックしていくプロジェクトです。詳しくはこちらを参照ください。
③オンライン署名の企画・交渉・提出等
④世論調査「ミソジニー・オブ・ザ・イヤー」等の企画運営
⑤ジェンダー関連のおすすめ本紹介ページ制作
有志・ボランティアのメンバーが、ジェンダー・フェミニズムに関するおすすめしたい本を公式ウェブサイトで紹介しています。最近ジェンダーやフェミニズムに興味を持ち始めた後輩たちの道しるべになれば良いなと思っています。
⑥ジェンダー政策に関する候補者アンケートの企画運営
⑦ジェンダーリテラシーワークショップの企画運営
⑧ジェンダー新語コンテストの企画運営・情報収集
⑨男性向け研修・講演・パーソナルトレーニング事業の企画運営・営業
⑩ジェンダー版人材デューデリジェンスのツール開発・営業・運営
⑪MenWithWomen全体の組織運営や事務局業務
⑫ファンドレイジング(寄付集めや助成金等の資金調達)
応募方法
当団体の(1)ビジョン、(2)「#GenderEqualityGoalsForMen」、(3)実現を促したい政策、(4)コミュニティガイドランの全てにご賛同・ご同意頂けましたら、以下にあるフォームから、必要事項の記入や参加してみたいプロジェクト等への回答をお願いします。
事前にご質問等があれば、お問い合わせフォームより何なりとご連絡ください。
なお、日頃はLINEのオープンチャットを使ってコミュニケーションを取っており、全員コードネームで登録しています。ですので、インターネット上でも完結できるいくつかの活動に関しては、お互いプラバシーを守りながら、かつメンバー同士のトラブルを極力避けながら参加することが可能です。
MenWithWomenの有志チームはとても楽しいコミュニティで、ジェンダーに対する関心の高い人と初めて繋がれました。私は対人コミュニケーションが苦手なのですが、男性たちの不適切な言動を淡々と図鑑に登録してデータベース化する、その問題点を「ここが問題だと思った」とチャットで共有することがメインなので、普通のコミュニティと違い、その場に馴染もうと自分を合わせなくていいところがここの良いところだと思います。
今までリアル、オフラインも含めてジェンダーのイベントに参加したりコミュニティにいた経験があります。しかし、コミュニティ内での中心人物に周りの人が合わせすぎることで、何もかもその人たちを中心に事が回ってしまうということがありました。そのような内輪ノリは組織として風通しが悪いので、新しい人が入りにくく、新規メンバーが話しにくい雰囲気があります。ですが、MenWithWomenの有志チームはオンラインで、かつメンバー全てが年齢や性別を明かさず活動していること、特に中心人物がいないので新規メンバーが話しやすい雰囲気があります。ガイドラインも丁寧に作ってあり、一人一人が話しすぎないようにご配慮くださいと載せています。ジェンダー意識が比較的高い人が多いので、普段の生活でジェンダーの話をして煙たがられていても、ここではみんな関心が高いので嫌な顔をいっさいされません。
普段、ジェンダーの話を周りの人にしたところで、同僚には「ああ、そうですかw」「うるせえよ」という顔をされたり、年配の人だと「そういう人もいる。おじいさんだから、しょうがないのよ」と諭されたり、よく行く本屋の店長なら「なるほどね。色んな人がいるからね」と矮小化されるので、話しになりません。
なので、初めて有志コミュニティで問題点を共有したときに共感してもらえて、すごく嬉しかったです。でも最初は、同時になんとなく違和感を感じてしまいました。「いつも周りの人に”変な人””うるさい人”扱いされてる私に共感してるこの人って変だ」と、共感してくれたメンバーに対して思ってしまいました。まともなことを言って、共感してもらえることが僅かしかなくて、それを心のどこかで受け入れてしまっていた自分がいたのだと思います。
この有志チームが合うか合わないかは人それぞれだと思いますが、ジェンダーの話が話せる場所がほしい人、性差別主義者を図鑑で登録する、問題点をチャットで共有する、ジェンダー関連のオススメ本のレビューの投稿など、ワイワイ繋がるというよりも淡々と活動しているのでゆるい繋がりを求めている方にオススメです。