『ひれふせ、女たち:ミソジニーの論理』

著者ケイト・マン
小川芳範
出版社慶應義塾大学出版会
発売日2019-11-20

実際に読んだ人がオススメする理由

(S.A.さん)
この本の中で、ヒムパシー(himpathy )『男性優位社会においては、まず男性の方に同情しがちである』という造語を提唱、この言葉の経緯を記している。また、ミソジニーがどのような時に引き起こされるのかということを、これまでの事件や文学作品を紐解きながら論じている。文書はやや難解だが、ゆっくりと読み進めると一般人にも理解できる言葉で書かれている。海外の事件、事例、文学に対するミソジニーの観点からの解説も興味深い。

初心者向け★★★★★★★★☆☆上級者向け